1歳から英語絵本の読み聞かせを始めると聞くと、びっくりしませんか?
実は、言語の違いがはっきりしないうちに、英語の絵本で読み聞かせを始めた方が、英語への抵抗感がなく、習慣化しやすいのです。
日本語の絵本もそうですが、英語絵本の読み聞かせも、年齢や発達に合ったものを選びたいですね。
そこで今回は、1歳におススメの英語の絵本と、絵本の選ぶときのポイントについて紹介したいと思います。
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英語絵本の良さ
個人差はありますが、子どもが言葉を話し始めるのは1歳前後。
言語の発達が早い子だと、2歳頃から「英語と日本語が違うもの」ということがわかるようになり、日本語でないと嫌だ!と思うようになります。
そうなってから英語育児を始めようとすると、どうしても「お勉強」になってしまい、子どもが英語に対して、抵抗を感じるようになってしまうことも少なくありません。
日本語と英語の違いに敏感になる前、1歳頃から読み聞かせや聞き流しを始めるのは、十分なメリットがあるんです。
読み聞かせは、誰でもお家で、お金をかけずに、はじめることができるのがよいところ。
お子さんの興味や発達に合わせて、絵本を選んであげたいですね。
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1歳におススメの絵本
Where’s Spot
おすすめ度
日本語版もある、小版のイラストも文字も大きく、はっきりとした色使いで、小さいお子さんにぴったりな絵本です。
箱の中や時計の中やベッドの下に隠れるSpot(子犬のなまえ)を、「Spotはどこ?」と仕掛けをめくるのが楽しくて、子どもは夢中になるはず。
Spotが見つからなかったときは、きっと「No-!」とうれしそうに言ってくれるでしょう。
読み聞かせだけでなく、親子のコミュニケーションにも役立つのではないでしょうか。
Goodnight Moon
おすすめ度
お休み前のねかしつけにぴったりの絵本。「この絵本を読んだら寝る」という習慣づけにももってこいです。
部屋の中にある絵や猫、ミトンなどに順番に「Goodnight」を言って眠りにつく小ウサギ。
やさしい語り口で読んであげれば、自然に眠くなりそうです。
ベッドタイムに読み聞かせる絵本としては、アメリカでもっとも有名な作品で、赤ちゃんが生まれたときのプレゼントとして選ばれることも多いようですよ。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
おすすめ度
動物の名前と色以外の文章がほぼ「What do you see?」と「I see ~, looking at me」で繰り返されていくストーリーで、小さい子にもわかりやすく、歌もおだやかで、やさしい感じなのが◎
動物の名前や色は、子どもが最初に覚えるのにぴったりですね。
エリック・カールが描く色鮮やかなイラストは、年齢の低い子どもの注目を集めやすくて、おすすめです。
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選び方
色鮮やか
生まれたばかりの赤ちゃんは、視力も弱く、物の形もはっきり識別できないと言います。
繊細で淡い色のイラストよりも、色鮮やかで、コントラストの強い、注目しやすいイラストの絵本を選ぶと良いですね。
英語の絵本は、色彩豊かなものがとても多いので、色を楽しむのもおすすめです。
文章が簡単
当たり前ですが、文章が短くて、わかりやすいものを選びたいですね。
そう考えると、「The Very Hungry Caterpillar」よりも「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See」の方が、1歳児にはおすすめです。
前述のSpot シリーズは文字が大きく、絵と同じぐらいの注目をあつめることができます。
リズムが良い
英語の絵本は、韻がふんであったり、同じような文章が繰り返されたり、リズムがよいことが特徴です。
何度も読み聞かせているうちに、文の意味はわからなくても、リズムにのって、自然に暗唱してしまうこともあります。
絵本を選ぶ時は、読んだときにリズムが良いものか、実際に中身を確認してから選びたいですね。
仕掛け絵本
子どもはやっぱり、仕掛け絵本が大好き!仕掛けがあると、食いつきが違います。
1歳ぐらいだとまだ本の扱いも粗くて、仕掛けの部分を破っちゃうハプニングもありますが、それもよい経験。
「破れたら遊べなくなっちゃうから、やさしくめくろうね」と教えてあげるきっかけになるので、高価なものは避け、ママのお財布に優しい仕掛け絵本を選ぶと良いですね。
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まとめ
以上、1歳の子どもにおススメの英語絵本と選び方でした。
読み聞かせ用の英語絵本を選ぶポイントは、日本語の絵本を選ぶ時と同じ。
- 文字が少ない
- 色がきれい
- わかりやすい内容
- リズムの良いもの
この4点を抑えれば、間違いないです。
英語絵本は、原書だからこそ味わえるリズム感が、とても魅力です。
ママもノリノリになって、リズムよく読んであげてください。
英語絵本の読み聞かせポイントは、こちらの記事にも紹介しています。ぜひ、参考にしてくださいね。
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子どもは仕掛け絵本が大好きですが、破れたり、壊れたりするのは避けられませんよね。
なるべく高価でないものを選びつつ、仕掛け絵本があったら、積極的に選びましょう!
この記事が、楽しい親子のスキンシップの参考になれば幸いです。