おせちの意味ってご存知ですか。
なんとなく「お正月に食べるもの」「昔は年末年始にお店があいていなかったから、保存食的なもの」という認識のママさんも多いのではないでしょうか。
勿論、それもありますが、おせちには家族が幸せに暮らせますようにという願いもこめられているのですよ。
おせちの定番の黒豆や田作りには、それぞれ意味があり、縁起物とされています。
「子供が嫌いだし、今年〇〇は省略しちゃおう」というママさんも、これを読めば、見方が変わるかも?
今日はおせちの意味とメニューにこめられる願いを解説します。
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おせちの意味とは?
おせちはお節とも書きます。
この節というのは、節分というイベントもあるように、季節のことです。
季節の区切りにあたる節日(節区)は、桃の節句、菊の節句などがあり、この日に神様にお供え物をしたのが、おせちの由来とされています。
おせちの起源は古く、弥生時代にさかのぼるとされています。
江戸時代には今のお重にいれるスタイルが庶民にも広がったとされ、戦後にはおせちという名前が広がり、百貨店での販売もスタートしたそうです。
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重箱の由来
市販でも手作りでも、おせちといえばお重を想像される方が多いでしょう。
おせちのお重箱!
京都の老舗御用達店を巡りました。#CAMPFIREチャレンジ #まちおこし #町おこし #村おこし #地域活性化 #京都 #重箱 #祝い箸 #漆 #漆塗り #ハレとケ #ハレの日 #木の重箱 #正月 #お正月 #おせち料理 #おせち #お祝い #リアン #旬彩 #旬彩料理研究家 pic.twitter.com/Mut2fwfN7R— Rien(リアン) (@Rien_tkns) 2018年2月28日
お重に詰めることにも、福を重ねるという意味があるのですよ。
来客にふるまいやすいほか、埃や虫からお料理を守るという利点もあります。
最近は三段重が普及していますが、五段重の場合は、お料理をいれるのは四の重までで、五の重は空けておくそうです。
五の重は、神様が授けてくださる幸福をいれるために、あけておくのです。
勿論、お重にいれず、お皿に盛りつけるママさんもいるかと思います。
今年もワンプレートがトレンドです。ワンプレートおせちにご注目♩ – #おせち #ワンプレート #トレンド https://t.co/PVQvKiKxhC pic.twitter.com/LzOX49Xz71
— macaroni [マカロニ] (@macaroni_news) 2016年1月2日
おせちを重箱に入れるようになったのは、江戸時代以降とされていて、その前は膳でした。
どちらが正しいということはないので、そこはご家庭のやり方で大丈夫ですよ。
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おせちメニューの意味一覧
家族の好きなものをいれるのもおせちの楽しみですが、縁起物とされるおせちのメニューを意味、ご存知ですか。
諸説あるので、代表的なものを書いていきますね。
黒豆
邪気を払い、肌が黒くなるまでマメマメしく、健康に働けますようにという願いが込められています。
黒豆が出来ました。
甘さ、歯ごたえ、色、艶
最高です❗シワも無いです。💮💮💯💯#黒豆 #おせち #飯テロ pic.twitter.com/nKuGxZ6FwA— けんけんとり (@sankenkentori39) 2017年12月28日
栗きんとん
見た目の黄色から、黄金にたとえられ、金運アップの縁起物です。
#栗金団(くりきんとん)の「金団」は、金の団子または金の布団という意味を持っています。それが転じて小判や金塊などに例えられ、#商売繁盛 ・金運&財運をもたらすめでたい食材としておせちに入る事になりました。粘り気のある餡は栗の他にサツマイモを使う事も(*´∀`)#築地おせち pic.twitter.com/5vgiBNenLF
— 豊洲市場ドットコム (@tsukijiichiba) 2016年12月22日
数の子
数の子はニシンの卵で、ニシンから多くの卵が産まれることから、子孫繁栄を願う縁起物です。
【おいしく作る!塩数の子の塩抜き方法】
おせちにかかせない「数の子」は、にしんの卵。
卵の数が多いことから、子宝に恵まれ、子孫繁栄を願う縁起食材です。 pic.twitter.com/oZQKm9cRzE— ト一屋(酒田) (@toichiya_sakata) 2016年12月29日
昆布
養老昆布(よろこぶ)とも書いて、不老長寿の願いが込められています。
他にも子生(こぶ)という当て字から、子孫繁栄の縁起物でもあります。
元旦は実家でおせち料理をご馳走になりました。母の昆布巻きと栗きんとんを食べると、「今年もお正月を迎えられたなぁ」と感じます。毎年ありがとう😊母に感謝です。 pic.twitter.com/UoVjMBKd1J
— むうたろう (@muutaro_1101) 2018年1月3日
おせちには結び昆布や昆布巻きとして入るようです。
田作り
五穀豊穣の願いが込められています。
おせちも残すところ、きんとんと黒豆と田作りだけ。我が家の田作りはくるみ入りでおやつ代わり。きんとんは去年の秋に作った渋皮煮入り。 pic.twitter.com/2icb1CcSFP
— 野上優佳子 (@nogami_y) 2018年1月3日
伊達巻
伊達というのは伊達メガネなどの言葉からも分かるように、お洒落という意味もあり、華やかな新年のご馳走にぴったりですね。
他にも巻物のような形から学問成就を願うなど諸説あります。
おせちは栗金団、伊達巻、黒豆の三種類。甘いの尽くしー!でも伊達巻はうちで買う奴の方が甘かったな。黒豆には金粉がかかっててキラキラ綺麗。
ちな、意味は栗金団は豊かさを、黒豆は健康を願って食べる。伊達巻は晴れの料理によく出る。 pic.twitter.com/KeP6HBsB0R— にゃんくん@㊗️Märchen応援上映 (@nyankun1) 2016年1月6日
紅白なます、紅白かまぼこ
紅白でおめでたいことから、おせちの定番です。
赤は喜び、白は神聖を表しています。
昨日の夜に作っておいた
・伊達巻き
・ゆず なますなますは柚子の器でとっても良い香り#朝ごはん #おせち pic.twitter.com/Z56QoirgoE
— Zn (@Zn20382576) 2018年1月1日
今年おせちとお雑煮。
かまぼこの飾り切りも頑張りました😊✨#おせち pic.twitter.com/DsJdwKUmA9— wee (@wee56) 2018年1月1日
海老
腰が曲がった髭をはやした老人にみえることから、長寿の縁起物です。
また海老は脱皮をすることから、新たな生命の誕生や出世を祈るという説もあります。
(*ºчº*)ようやくおせち料理完成♪♪(結局4時間かかったww #おせち料理 #黒豆 #ごまめ #イクラ #なます #かずのこ #海老 #ハム #いんげん #だて巻き #おにしめ #かまぼこ #鰆 pic.twitter.com/UdMZRLaRHP
— オチョコ (@RYUJI_HAMAGUCHI) 2017年12月30日
蓮根
穴のあいた蓮根は、将来の見通しがよいようにという願いがこめられています。
我が家のおせち(自家栽培の蓮根&人参&椎茸) https://t.co/orHhHA16MT #ペコリ pic.twitter.com/CDK6g3d0vd
— みぃ (@mii_friendship) 2017年1月11日
おせちでは、酢レンコンや煮物にいれる人が多いようです。
たたきごぼう
関西では、数の子、黒豆、たたきごぼうという祝い肴三種として、おせちの定番です。
力強く大地に根をはることから延命長寿の象徴です。
今日は1日、おせち作りで大忙し。
どんな高いおせちでも、作ってから時間が経過したものは美味しくないと感じるので、毎年手作りするの。
昨日は、数の子、酢ダコ、田作り、栗きんとん、たたきごぼうを作った。
料理は嫌い。でも比較的 得意な方。でも嫌い(笑) pic.twitter.com/yXvMQiwl1T— 竹田美由 (@LILLIL39) 2017年12月30日
ちなみに関東では、数の子、黒豆、田作りが祝い肴三種とされていて、お住まいの地域で少し変わります。
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まとめ
- おせちは神様へのお供えものとして弥生時代からはじまり、日本人の生活に根付いた伝統料理です。
- お重につめるのは、福を重ねるという意味があります。最近は一人暮らしの増加やインスタ映えから、お重ではなく、お皿に盛るスタイルも流行しています。
- 量や家族構成、ライフスタイルで柔軟に対応して大丈夫です。
- おせちの定番メニューには、子孫繁栄、開運、長寿、金運アップなどの願い事が込められた縁起物です。
いかがでしたか。
このような知識を子供に教えていくことも、お正月の大切な食育かもしれませんね。
普段食べなれていない食材でも、こんな意味があると知ると、食べたくなるお子さんも多いでしょう。
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