すき焼きが恋しい季節になってきましたね。
大人も子供も大好きなすき焼き。
甘辛い割り下で煮たお肉やお野菜を甘い卵につけて、食べると口の中に旨味が広がり幸せな気分になりますよね。
特に冬は、クリスマス、お正月と人が集まる機会も多く、すき焼きをやりたいと考えるママさんも多いと思います。
でも、すき焼きの割り下って、関西と関東で違いがあるって知っていましたか?
今日は、すき焼きの割り下の関西と関東の違いをまとめると同時に、上手なめんつゆの使い方も教えます!
お客様の出身地にあわせて割り下を調整するもよし、子供達にプチ情報として教えるのもよし、知っているとちょっと役立つ情報をまとめますね。
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関西と関東の違い
すき焼きは関西と関東で、まず作り方が違います。
卵につけて食べるのは同じなのですが、大きく違うのは、割り下を使うかということです。
一言でいうと、関西のすき焼きは【焼く】、関東のすき焼きは【煮る】のです。
調理法を詳しく解説します。
関西
最初にお肉を焼きます。
その後に割り下を使わず、砂糖、醤油を使い味付けします。
その後、野菜をいれ、酒や水で濃さなどを調整します。
素材の味を楽しむ傾向が強い関西人は、肉の味を楽しむのでしょう。
後述する関東風は、事前に味をきめた割り下を使うのに対し、関東風はその時、その時の野菜量などで味がかわります。
慣れてなないと少し難しそうです。逆に鍋奉行さんは、活躍しそうですね。
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関東
関東風も最初に牛脂を広げ、少しお肉を焼きます。
その後は割り下をいれ、野菜も肉もあわせて、ぐつぐつ煮ます。
その為、関東では昔、すき焼きは、牛鍋といわれていたそうです。
確かに一度に煮込む調理法は、すき<焼き>というより、<鍋>に近いですよね。
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黄金比
では、それぞれのすき焼きの調味料の黄金比を調べてみました。
関西
関西の味の決め手は、濃口醤油、砂糖、酒です。お肉を焼いた後は、多めに砂糖と醤油をまぶし、後で酒や野菜の水分で調整するのが一般的なようです。
出汁を使わず、ダイレクトに醤油、砂糖、酒で調理するレシピが目につきますね。
関東
割り下を事前に準備します。割り下は、砂糖、醤油、出汁、みりんで調整します。
基本のすき焼き♪わりした・すきやきのタレ by 漢方薬のタカキ大林店
出汁、醤油、みりんは全て1:1と覚えやすいですね。
こちらのレシピも出汁、醤油、みりんは1:1です。違うのは砂糖の量ですね。
甘辛さについては、味見しながら、自分の好みの甘辛さをみつけましょう。
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めんつゆの使い方
上記の黄金比は分かったけど、味の調整は面倒だし、なかなか味が決まらないとお悩みのママさんも多いはず。そんな時こそ、主婦の味方、めんつゆです。
一発で味が決まるから、煮物などに重宝しているママさんも多いはずです。
すきやきの味付けにも、めんつゆが使えたら、便利ですよね。
出汁をめんつゆに変えていますね。
出汁をとるのは、時間がかかるし、面倒というママさんには、ありがたいですよね。
【低糖質】木綿豆腐どっさりすき焼き風♪ by ☆ぴよちゃん☆
こちらは、なんとめんつゆ1本で出来ます。
すき焼きのタレがいるとなると、買いにいくのも手間なので、これは嬉しいですね。
簡単レシピなので、おかずの1品として手軽にすき焼きが楽しめそうです。
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まとめ
いかがでしたか。
- すき焼きは関東風と関西風があります。大きな違いは、割り下を使うかという点です。
- 関西風は割り下を使わず、肉を焼き、その場で味付けをし、野菜や酒で味を調整していきます。関東風は事前に割り下を作り、肉や野菜を煮ていきます。
- すき焼きを作るときに時短したいママさんには、めんつゆがおススメです。
- すき焼きのタレも不要、面倒な味の調整もいらず、一発で味がきまります。
「今日は関西風」「今日は関東風」と調理法を変えてみるだけで、子供達はワクワクするかもしれませんよ。